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スタッフ紹介

「鍼灸院 一花」院長 大越 奈緒

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代表 夘野 裕樹

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「鍼灸院 一花」院長 大越 奈緒

保有資格
鍼師(国家資格)・灸師(国家資格)
所属学会
全日本鍼灸学会

ごあいさつ

鍼灸院 一花 院長の大越奈緒です。

学生時代にツボの作用に興味を持ち、西洋医学と東洋医学の融合を志して鍼灸大学に進学しました。

大学時代には融合の形が見つからず、就職してからは激務に追われ体調を崩してしまい、融合どころか仕事を続けることも困難になり入院。

そして、現在の師と出会い、鍼灸治療により健康を取り戻すことができただけではなく、融合の形も見え、鍼灸院 一花の院長を任されることとなりました。

自分自身の体験から、身体の悩みや不安を抱えている女性を健康にすることを目的に、日々知識と技術の向上に励んでいます。

身体の悩みや不安を抱えているけれども、どうしていいかわからないというあなたに、是非、治療を受けて頂きたいと思っています。

そして、症状の改善だけではなく、思考が変化する、ストレスに対して強くなれるという鍼灸治療の本当の良さを実感して、明るい未来を感じて頂きたいと思っています。

私の求めるテーマは西洋医学と東洋医学の融合

大学受験を控えた頃、ツボの作用に興味があったことから、西洋医学と東洋医学の融合を実現する医療従事者を目指し、鍼灸大学に進学を決めました。

大学3年生の時に、鍼師・灸師の国家資格を取得しました。

西洋医学と東洋医学の両方を学び、4年生の時には付属病院と付属鍼灸センターでの実習も行いましたが、在学中には融合した形がみつかりませんでした。

中国の伝統医学(中医学)との出会い

就職活動時に、病気が同じでも治療法が異なるという「同病異治」、病気が異なっても治療法は同じという「異病同治」という中医学の考え方が、私がしたいと思い描いている治療だと気づきました。

そこで、中国の伝統医学を基にした中医学を学ぼうと決めました。
卒業後、鍼灸整骨院を経て、中医学を使って治療を行っている漢方クリニックに就職しました。

クリニックでの業務は、患者さんの施術はもちろん、事務仕事、先生のお手伝いや、勉強会からシンポジウムの準備など多岐にわたり、自分の勉強時間がなかなか取れない状態でしたが、なんとか技術を身に着けたいという思いで時間を作り、勉強をしました。

中医学は奥が深く、勉強が大変でしたが、大まかな考え方は理解でき、治療に生かすこともできました。
ただ、この時は中医学に対して論理的に納得できないなど、多くの疑問が残りました。

また、患者さんへの説明においては、中医学の用語は難解で十分に伝わることはなく、もう少しわかりやすく説明する方法はないだろうかと悩んでいました。

激務に体が悲鳴を上げた

漢方クリニックでは、夜中の1時から勉強会があったり、やらなければいけないことも沢山ありました。
それらを終わらせるために、寝る時間を削り、無理をすることが多く、生活のリズムが乱れてしまい、体調もあまりよくはなかったため、休日には起きられないことが多くなっていました。

私は治療をする側という気持ちがあり、自分が体調不良になることや、体調不良で周りの先生に迷惑をかけることは、治療をする人間としてダメな事だと思っていたので、身体が辛くても、仕事中は普通のふりをしていました。

なんとか体調を保てるようにと、休日は家でじっとして体調を整えるという生活をしていました。

患者になって感じたこと

知識・技術をもっと上げていかなければいけないという焦りと、自分の体力・体調が追いつかないというもどかしさがありました。

たまに、職場の先生に治療をして頂きましたが、なかなか治療効果を感じることができず、なんとなく少し良くなったかなという感じでした。

私自身も、患者さんに治療をしていて、効果を感じるときもあれば、あまり感じられない時もあり、この治療法で本当にあっているのだろうかという疑問が常にありました。

指導してくださる先生に質問しても、私の中で疑問は解決せず、また自分自身が治療をしてもらってもあまり体調の変化を感じられず、説明も腑に落ちませんでした。

このようなことから、中医学による鍼灸治療は効いているのか、いないのかよくわからない・・・というのが本音でした。

ただ、なぜか中医学は良いものだと思う気持ちは変わらず強くありました。
しかし、深いところの理解が難しく、また疑問も解決しないままだったので、消化不良なまま業務にあたっていました。

そして、最終的には激務が祟ったのか、体調不良で入院することになり、このまま疑問が解けず消化不良のまま業務にあたっていると、自分の身体が壊れてしまうと思い、退職することにしました。

一度自分自身を見つめなおしたくて一般の企業への就職

退職後、別の鍼灸院に勤めることも考えましたが、一度治療から距離を置いて、視野を広げるためにも別の職業に就きたいと思い、一般の企業に勤めることにしました。

就職した企業での業務は、営業だったのですが、鍼灸院やクリニックでは聞くことのできない話や、世の中の仕組みのようなものも垣間見ることができ、とても楽しかったです。

人に興味があったので、営業で色んな人と話しをすることはとても楽しく、他の業種の人の話を聞くことも楽しかったです。

会社のマニュアルに従って仕事をすることにより、きちんと結果を出すことができ、成績も上位にいたため、上司からは「天職だね」と言われていました。

一般の企業に勤めることにより、社会の仕組みや会社勤めの人の悩みなども分かるようになり、今まで診ていた患者さんのことを、あまり理解できていなかったと気づかされました。

楽しく勤めてはいましたが、体調はやはりいまいちで、スッキリすることがなく、週末は起きられないという日々が続いていました。

外の世界を知り、やはり自分は治療家だと自覚した

営業は楽しく天職とも言われていましたが、自分の天職はこれではないと思っていたこと、治療をしたいという気持ちが強くなってきたので、退職をして、再び鍼灸の仕事に戻りました。

それまでしたことのなかった往診治療もしている鍼灸院に勤め、話しの合う同僚もいて、往診では患者さんから色々な話が聞くことができ、楽しく勤めていました。

しかし、自分がやりたい治療法とは違っていたためか、体調が本格的に悪くなり、お休みの日に起きられないだけではなく、平日もギリギリ働けているという状態になってしまったので、地元に戻りました。

地元に帰ってからは、勤める体力がなかったので、自分で開業をして患者さんがいないときは、横になって体力を温存するという生活をしていました。

体調が徐々に悪化していく状態で、このような生活がいつまで続くのかという不安があり、腕が良いと言われている先生の鍼灸治療を受けに行ったりもしましたが、説明が腑に落ちず、あまり改善も見られなかったので、どうしようかと途方に暮れていました。

師との出会い

そんな時、元同僚と再会、彼女の再就職先である大阪・心斎橋の鍼灸院 天空の話を聞きました。

そこでは患者さんへの説明は西洋医学的に分かりやすく、治療は中医学を使ってすると聞き、とても興味を持ちました。
病状は西洋医学的に説明し、治療は中医学的な治療をする。

なぜ鍼灸治療が病に効くのかが、患者さんにもわかりやすい。
「私はこういう説明を患者さんにして、こういう治療をしたかった」と思い、一度施術を受けることにしました。

カウンセリングでいろいろ話を聞いて頂き、なぜそのような状態になったのかを時系列で詳しく説明してもらったのですが、とても納得できる説明をしてもらい、今まで抱いていた疑問が解決していくのを感じました。

カウンセリング後の鍼灸治療では、治療をしている時から治療の効果を感じることができ、帰ってからも数日は、体調が改善しているのがはっきりと分かりました。

良い治療院と良い先生を見つけました。ここに通って体調を良くして、ここで学ぶことができたらいいなと思いました。
その後、この治療院で働くことになりました。

これが今の師である代表 夘野先生との出会いでした。代表の治療を受けて体調不良は改善してきています。

そして私は、中医学の本質的な事を本格的に学べ、西洋医学の知識も学べるという環境を手に入れる事ができました。

西洋医学と東洋医学の融合を目指して

代表の講義や、質問の解説から、卒業後すぐに中医学を学んでいた時に抱いていた疑問が解けていき、大学時代に思い描いていた私なりの西洋医学と東洋医学の融合の形が見えてきています。

東洋医学というとなんだか神秘的な物のように感じる方もいるかと思います。

しかし、西洋医学も東洋医学も違うことを言っているようですが、突き詰めると、同じものを別の視点で捉えて表現しているだけなのです。

ただ、昔は東洋医学的な表現で通じていたことが、現代の私たちにはあまり馴染みがないため理解がしにくいので、その場合は西洋医学的な視点で解説をするとわかりやすく、納得しやすいと感じています。

例えば、鍼灸治療の本当の良さというのは、患者さんの病気や症状を改善するだけでなく、患者さん自身の思考が変わることにあります。

どういう事かというと、鍼刺激は色んな神経を介して、脳の網様体という場所にも伝わります。鍼刺激の情報を受け取った網様体からは、やる気や前向き感を作る物質(ホルモン)を分泌する事が、色々な臨床試験で解明されています。

刺激を与えられた神経は太くなり、その動きが向上することは、脳科学の中でも立証されています。

鍼灸治療を継続することにより、その神経が太くなり、ストレスや情動などが強くかかったとしても、網様体から、やる気や前向き感を作る物質(ホルモン)が、自動的にでるようになっていきます。

そして、日頃感じているストレスに対して強くなる、モチベーションアップができる、明るい未来を感じることができるようになるなど、ちょっと想定できないことを可能にする力が鍼灸治療にはあります。

このように、鍼灸治療や東洋医学は、神秘的なことではなく、西洋医学的に説明をすれば納得できるかと思います。私はそれを自分自身の身体で実感しました。
そして、この度、東京の鍼灸院 一花の院長に抜擢されました。

鍼灸院 一花 院長としての想い

働き始めてから常に身体の不調がありましたが、体調不良になる自分を許せず、仕事中は辛くても平気なフリをして、お休みの日に寝て強制的に身体を回復させるという生活を続けていました。

仕事優先のそのような生活が続き、体調の悪いのが普通になってしまい、その状態が当たり前となってしまっていました。

次第に身体が回復しなくなり、良い鍼灸師の先生を探し続けてようやく代表 夘野先生に辿り着く事ができました。

症状の浮き沈みはありましたが、治療を受ける毎に体調は良くなり、現在ではお休みの日に寝込む事もなく元気に働く事ができています。

このような体験から、私と同じように、体調不良を感じながら我慢をして仕事をしている、なにかおかしいと思いながら身体の不調に気が付いていない、体調不良になる自分が許せない、周囲の人に理解されず悩んでいるといった方々の、症状改善のお手伝いをしていきたいと思っています。

しっかりとしたカウンセリングを行い、症状の説明をして納得して頂いて、一緒に症状の改善を目指します。

そして、私が手に入れられたように、毎日ストレスなく生活をして仕事をして頂き、明るい未来を手にして頂きたいと思っています。

そのために、沢山の方に満足して頂けるよう、知識と技術の向上を目指し、日々研鑽しています。
そして現在は、重い症状の治療はもとより、女性鍼灸師として美容に役立つ鍼の研究にも取り組んでいます。

代表 夘野 裕樹

保有資格
鍼師(国家資格)・灸師(国家資格)
所属学会
全日本鍼灸学会(認定鍼灸師)
日本線維筋痛症学会

生い立ち

小学生時代は、親が果実店を経営し、家の前が公園だったこともあり、毎日、夜遅くまで遊んでいました。
勉強をすることもなく、人付き合いも上手くなかったので、よくいじめられていたことを覚えています。

小学6年生になる前の春休みに、突然、父親が「勉強を始める」と言い出し、それから、高校受験まで、「受験小僧」でした。

中学3年生の夏休みの日には、16時間勉強をしていたこともあります。特に、嫌ということもなく、自分の世界に入り込めるので、楽しかったように記憶しています。

受験前の進学塾での受験校を決める3者面談で、甲陽学院の合格は難しい、東大寺学園なら大丈夫とありました。兵庫県と奈良県で受験日が異なっていたので、両校受験することにしました。結果は、両方とも不合格でした。
この時に落ち込みは酷く、公立高校入学後も、ずっと尾を引いていました。
モラトリアム状態となり、クラブ活動はしてはいましたが、何ら興味と関心が湧かない状況が続き、読書に逃避していました。
人間の条件や次郎物語、路傍の石などを耽読し、自己の世界の没頭し、また、将来への不安感からか、現実逃避なのか、占いにもはまっていました。

そのような状態で高校生活を過ごしていましたので、成績は右肩下がりで、3年生になり受験するとなると行く大学がないありさまでした。

小学生の時に勉強を始めたきっかけとして、父親は私を医者にしたかったようで、医学部受験をその当時から予定していたようです。小学生の私にはあまり意味が分かっていなかったと思いますが、なんとなくそうすべきと言うか、そうなりたいと思ってはいましたが、高校3年間を「遊んで過ごした」付けは大きく、浪人生活へと進んで行きました。

予備校へ通うもなかなか中学生時代の時のように勉強に集中することができませんでしたので、あまり学力は伸びず、歯学部なら大丈夫かという感じでした。

父親は歯学部への進路を勧めましたが、私が歯の治療が苦手で、他人の口をのぞき込むことに強く違和感があり、その選択肢は取りませんでした。
当時、父親は坐骨神経痛に悩んでおり、鍼灸院に通い、そこである程度の改善が見られていました。
そこで、父親から「鍼灸師にならないか、自分で開業できるので、やりがいがあるのでは」と勧められました。

モラトリアムだった私でも、取りあえず進路は必要と思い、流されるように鍼灸の専門学校へと進みました。そこは、今まで経験のしたことがない不思議な世界でした。
西洋医学としての解剖学や生理学などはともかく、東洋医学の授業は矛盾だらけでした。
高校時代に占いはまった際に、陰陽論、五行論を概念的には知ってはいましたので、それを無理やり、人体の働きに当てはめており、論理的でないことは直ぐに理解できました。
その点をどの教員に質問しましても、「東洋医学独特の考えで、現代の論理と異なっても当たり前」と、はぐらかされたような回答しか返ってきませんでした。

他にも全く理解できない論理が横行しており、それを全て「東洋医学だから」と逃げているような姿勢に反発し、全く授業を受けないようになり、ほぼ遊んで過ごしました。

受験時代に暗記力は培われていましたので、定期テストのレベルであれば、授業を聞かずとも、テスト前に友人のノートを借り、少し見ただけでクリアすることは難しくありませんでした。
ただ、さすがに卒業試験となりますとカリキュラムの全てでしたので、定期テストと同じようなやり方では通用しないと思い、友人のノートを借り、全てコピーし、それをもとにサブノートを作り、卒業試験に臨み、卒業できました。
それで安心したのか、そこから国家試験までの間は、全く勉強しませんでしたが、何とか合格できました。

中医学との出会い

晴れて鍼灸師になったものの学生時代にしっかりと勉強してこなかったので、核となるものがなく途方にくれました。

その時、偶然に鍼灸関係の雑誌に中国の広州中院学院(現:広州中医医薬科大学)が1年間の通信教育をしているのを見つけ、「これだ」と思い参加しました。

翌年、漢方薬の通信教育にも参加し、通信教育と2週間程度の広州中医学院の付属病院の実習では物足りず、留学しなければと思いましたが、当時はまだ、中国が開放政策を始めたばかりでしたので、難しいのが現状でした。

通信教育を引率していた先生が、中国では有名な先生でしたので、その先生の紹介で、短期ですが何とか留学することができました。

中医学院での講義は本格的で、午前中は附属病院での実習、午後は夜の8時まで講義、単元が終わるごとにテストがあり、合格しないと次の単元に進めませんでした。
中医学も矛盾した面はありましたが、学問体系として成り立っており、吸い込まれるように勉強に励みました。

また、附属病院での実習時に、中国では珍しく細い鍼を少数しか使わない老中医に出会い、なぜか意気投合し、現地の学生をのけ者にし、秘伝を教えてもらったりしていました。

帰国後

帰国後、しばらくは、中国で購入した教科書や専門書を読み耽っていました。
また、友人から中医学を教えてほしいとありましたので、教科書を翻訳し教材を作り講義をしたりしていました。

その後、紹介で産婦人科・内科のクリニックに就職をし、そこで自費での鍼灸治療を担当していました。

中医学の学習も続けていましたが、やはり積年の疑問を解決はできませんでした。

クリニックでの鍼灸治療にも、この疾患にはこうすれば、このような結果になるということが想定できるようになり、面白みを感じなくなり、あまり学習しなくなっていきました。

恩師のとの出会いと阪神大震災

ある日、父親が突然、「開業しろ、場所も決め、賃貸契約も結んだ」と言い出し、流されるように開業しました。

伝統医学へのありきたりな解釈では、納得ができず、うつうつと過ごしていた時に、金属メーカーを経営している患者さんから、「中国哲学の勉強会に行っている、先生も興味があるなら参加しないか?」とお誘いを受けました。

行き詰まりを感じていましたので、転機になるのではと思い参加しました。
勉強会といっても大阪工業会の主催で、参加者は経営者か経営幹部でしたので、場違いなところに来たかなという感じでした。

京大の哲学科出身で帝塚山大学教授の講義は、今までの古典の解釈と異なり、中国哲学を自然科学として読み解き、自然界の摂理の話が繰り返し出てきました。
内容も仏教、インド哲学、神道、和歌や絵画など多岐にわたり、その内容がすべて自然界の摂理に結び付いていました。

私の専門の伝統医学・古典医学は、その背景に中国哲学や中国自然科学がありますので、ようやく積年の疑問が解消できるきっかけとなりました。
先生の講義の内容を深掘りし、それを基に古典医学を再度、読み解きますと「そういうことだったのか」と納得できることができました。

ただ、そのような観点から解釈している成書はなく、そこからは独学となり、現在も学習中です。
先生は中国哲学、私は中国伝統医学と専門分野は異なりますが、私に「開眼」のきっかけを与えてくれてという点では、まさに恩師になります。

開業もようやく形になってきたときに阪神淡路大震災が起こりました。
幸い、自宅や治療所は無事でしたが、患者さんに阪神間の方が多く、経営は厳しいものとなり、秋口に廃業することにしました。

転職とエビデンス(科学的根拠)との出会い

廃業後は整形外科や整骨院を転々としていました。

その中でもオーナーが鍼灸の教育免許を持っている整骨院の院長を任され、しっかりと教育してほしいという依頼もあり、日常臨床以外に教材づくりに深夜遅くまで励んでいました。

その当時に、医療の世界にも統計学の考え方を基に、○○と~の症状があれば、△△の病気である可能性は××%という科学的根拠に基づく「エビデンス」の概念が取り入れらえるようなってきており、その学習をする必要性を感じ、教科書で学んでいきました。

このことは私に伝統医学だけでなく、サイエンスとしての医学の考え方をできるようにしてくれました。
そして、統計学から導かれた科学的根拠としてのエビデンスから免疫学、分子生物学などの研究に入り込み、そのことと伝統医学を結びつけることを仕事にすることにしました。

ここでは、中国哲学や伝統医学における陰陽論をサイエンスとして解釈するという研究が大いに役立ちました。
最新の生理学・病理学などを解きほぐす免疫学、分子生物学が陰陽の思考を用いますとすんなりと頭に入り、伝統医学と結びつけることもでき、頭の中に新たな鍼灸治療の方法が浮かんでくるようになりました。

今まで治せなかった疾患の患者さんにその鍼灸治療法を用いますと効果があり、自分自身でも驚いたこと鮮明に覚えています。

この頃より、中国伝統医学の成書である「素門」、「霊枢」をサイエンスとして読む、古典医学をサイエンスとして解釈することが研究のテーマになりました。
このような考えで古典医学を解釈した参考書・解説書は皆無ですので、独学で学習を進めるしかありませんでした。

ただ、このテーマで研究を進めることにより、東洋医学も西洋医学もその根底は同じ、「切り口」が異なるだけということが分かり、東洋医学独特の考えを西洋医学的に解釈できるようになりました。
これは私にとって鍼灸治療の幅を大きく広げることになり、治せる疾患に広がりができ、鍼灸師としての成長が格段に早く、また、伸びも大きいものとなりました。

その後、免疫やホルモンの働きを物理学から読み解くなどのこともするようになり、その結果、古典医学への解釈の浸透度が深まり、鍼灸の真のゴールが見え、そこに到達できることが実感できるようになってきました。

再度の開業と後身の育成

雇われ院長をしていた整骨院を突然、オーナーが「閉鎖するので、辞めて欲しい」と、私と他2人のスタッフがいきなり解雇されました。

つきあいの長い患者さんからは開業するように勧められましたが、その気持ちになれず、別の整骨院の分院長として勤務することになりましたが、給料が大きく下がり将来への不安は隠せませんでした。

当然、治療に実が入らず、ひたすら古典医学を読み解くということに逃避し、毎日を過ごしていました。
鍼灸師になって以来、朝晩に短い時間ですが、坐禅を組むというか瞑想をしています。ある日、突然、「いつまでこのようなことをしている」、「汝を待っている数多の悩めし者の声が聞こえぬか」と言う声が私の内面から響いてきました。

このようなことが数日続いたので、もう一度、開業しようと決意しました。流されるように生きてきた私にとって、初めて自分から決断したことでもあります。50にして天命を知ると言ところでしょうか。

ただ、鍼灸師になり30年以上の間、「生かされて」いたような感じでしたので、屈折した自分や、嫉みなどの負の感情を持った自分がいることが分かっていました。
この負の感情は取り除かないと開業しても上手くいかないと思い、2ヶ月近く、毎晩、自己の内面と戦い、どうにかその感情を始末することができました。
その間、東洋医学では、心臓に「神」が宿るとしていますが、それが、本当ではと思うぐらい、心臓のある場所をかきむしり、心臓を取り出そうとしているのを感じたりもしました。

最後に仕上げとして、「7つの習慣」でも有名な講師が実施している3泊4日の自己啓発セミナーに参加し、開業の準備としました。
ここまで、準備すると上手くいくものなのか、現在の大阪 心斎橋の店舗を行き当たりで見つけ、2ヶ月近くで開業をすることがきました。

開業後は、おかげさまで順調に展開し、開業後10ヶ月ほどで1人「弟子」を採用することができるようになりました。
改めて、開業するに当り鍼灸で疾患治療を確実にできるような鍼灸院として認知されることと、私がこれまでに得た知識・技術を後身に伝え、鍼灸師として自信を持ち、疾患治療ができ患者さんから感謝される鍼灸師を育成することを考えていました。

私はほぼ独学で鍼灸を学んできましたので、それを伝えることが難しい面や、西洋医学、東洋医学の両方を専門的に学ぶという「物理的」な量の多さからか、なかなか、若手の育成が上手くいかず、短期間で退職する鍼灸師もいました。
どうすれば自分から学ぶ姿勢を教えられるのか、本質的な内容を理解してもらえるようになるのか、試行錯誤しましたが、なかなか結果を出せない日が続きました。

分院展開の中止と弟子との再会

そのような日々の中でも、若手鍼灸師が少しずつ成長し、3人在籍するようになり、念願の分院を展開できる状況が近づいてきました。

私のミッションの一つに後身の育成がありますが、一人前の鍼灸師にするには、しっかりと教育する必要があります。

そのためには従業員として採用し、院内で時間をかけ育ていかなければなりません。1院では人数が極めて限局されますので、分院展開は開業前から想定に入っていました。
従業員の中に自ら分院を任せて欲しいと立候補した女性鍼灸師がいましたので、彼女を中心として東京に分院を開設しようと、昨年、2017年に準備を始めました。

ところが彼女の鍼灸師としての実績が伸びないだけでなく低下し、他のスタッフの成績も下降するという現象が生じ、その対策に追われ、一旦、中止することにしました。
分院を展開するに当り、現在の鍼灸院 天空を任せる人材も必要で、院内で育成しようとしていましたが結果として上手くいきませんでした。

そんな中、一昨年の2016年に私が整形外科勤務時代に知り合い、鍼灸の「いろは」を教えた人物から連絡があり、自分の生き方に行き詰まりを感じていると相談がありました。
過去の私と同じような状態でした。
鍼灸師としての知識・技術は十分すぎるほどあり、不妊や眼科疾患などを専門にしていましたので、鍼灸院 天空のウイングを広げることや、院を任せる、後身の教育するなどと考えが一致しましたので、2017年の7月より、一緒に仕事をすることになりました。

東京への進出と大阪 心斎橋の変革

在籍している女性鍼灸師の希望もあり鍼灸院 天空のコンセプトを不妊鍼灸へと変更しました。

それに伴いスタッフへの教育を彼に任せ、不妊鍼灸を基礎の基礎から教育させました。
スモールステップアップ方式が彼女たちに合ったのか、不妊女性を短期間の内に妊娠させるなど結果を残せたことが自信になったのか、成績が上がり始めました。

2017年の秋に、天空のスタッフの元同僚が体調不良で鍼灸治療を受けに来ました。
彼女によりますと、いろいろな鍼灸院で治療を受けたが良くならなかった、週末は動けなくなるほど疲労を感じるなどとありました。
私の治療で効果を実感したのか、札幌から月に1,2回、通院するようになりました。

内の女性鍼灸師から「大越さんは優秀、私と違ってやる気もあり、実際、行動力もある」と聞かされており、治療をした際に彼女と話をし、彼女のしたいことが、私が今までやってきたことでもあったので、リクルートしました。
リクルートした理由は、他にもあり、それは彼女が私の全てを継いでくれるのではという直感もあったからです。

その彼女が、今回、東京での鍼灸院 一花の院長となる大越 奈緒です。
予定では、もっと早く分院展開をしているはずでしたが、人材育成の難しさにここまで時間がかかりました。
ただ、東京の鍼灸院 一花は大越を中心に任せることができるようになってきましたし、大阪の鍼灸院 天空は冨田を中心に不妊鍼灸を専門にまかせることができるので、結果としては良かったのではと思っています。

鍼灸師として実績

私が鍼灸師になったのは、他の先生方のように立派な理由があった分けではなく、進路がなく仕方なくなりました。
ただ、卒業後に中医学と出会ったのが、個人的なエポックメイキングといえます。

中医学から鍼灸の奥深さを学び、鍼灸で想像以上の疾患が治せることが理解でき、初めて鍼灸に興味を抱きました。
中国留学時に何となくですが、鍼灸師としてのゴールが見え、そこに到達したいと思うようになりました。

その後は、筋骨格系の疾患が治療できるようになれば、婦人科疾患の患者さんが多くなり、そこをクリアできれば、アレルギー疾患の患者さんが多くなり、また、クリアするなど、まるで「進化ゲーム」のように鍼灸師として実績を積み上げてきました。

これまで人生の中で、唯一、鍼灸の世界だけは紆余曲折がありましたが諦めずに取り組み、その世界の少しずつその世界の解明ができ、それに呼応するように鍼灸師としてのレベルが上がったように感じています。

これまで30年以上の臨床経験において延べ150,000件以上の治療経験があり、扱える疾患も、多岐にわたります。これは、鍼灸医学があなたの身体を個別にみていくのではなく、全体的にみていくからです。
これは鍼灸の特徴といえます。今では、鍼一本、艾一捻りで大体の症状は改善できるという自信ができてきました。
後は、真のゴールである疾患を治すだけでなく、明るい未来を感じ、実際に手に入るまでの治療ができるようになる必要があります。

私のミッション

鍼灸にはあなたが想像している以上のポテンシャルがあります。ただ、それに気づいている鍼灸師も少ないのが事実で、また、知っていてもどうすればそれが手に入るか知らない鍼灸師がほとんどです。

そのため認知度が上がったと言え、まだまだ、「そんなことにも効くの?」という声が多いのが事実です。

私はまずあなたに真の鍼灸の実力を知っていただきたい、そして、本当の鍼灸治療を受けて頂き、その驚くべき効果を実感して頂きたいと思っています。

鍼灸にはあなたの悩み、苦しみを改善するだけでなく、あなたの人生観を変える力があります。
これは、鍼灸の刺激が、脳の視床下部・下垂体、扁桃体に作用するからです。

脳のこのあたりの場所は、自律神経やあなたの生理周期に関係するだけでなく、情動やモチベーションに作用する場所でもあります。女性であるあなたの胃腸症状や月経前症候群、片頭痛などの機能的な疾患は自律神経や生理周期と相関しています。

また、西洋医学では難病とされる線維筋痛症などの慢性の痛み、身体表現性障害などもこの視床下部・下垂体、扁桃体の関与が大きいとされています。

このような事実をあなたに知っていただくには、私だけでなく、多くの鍼灸師がこれらのことをできるようにならなければなりません。それには多くの若手鍼灸師を育成する必要があります。

鍼灸により疾患が治るだけでなく、豊かな生活をして頂けるようになる、そして、それを実践できる鍼灸師を多く育てるのが、今後の私の課題になります。

最後に

鍼灸院 一花は私が天空を開設したときと同じようなコンセプトになっています。
働く女性は、まだまだ、男性と異なり仕事以外の強いストレスやキャリアップの難しさから自律神経失調症や機能性胃腸疾患、原因不明の痛みに悩むケースが多い傾向にあります。

一花の院長である大越自身が、あなたと同じように週末頭痛で休日が全く動けないなどを経験し、鍼灸治療で改善、鍼灸師としてのキャリアアップを目指しています。

大越に荷が重いような疾患、症状に関しましては代表として私が対応し、私と大越でチームとしてあなたの深い悩みを改善し、生き生きとして生活できるようになって頂ければと思っています。

そして、鍼灸があなたにとって素晴らしいものであることを実感して頂ければ、これに勝る喜びはありません。

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